リズム感・タイム感・グルーヴ・メロディ

日々、音楽を聞いてると、

自分の好きな音楽の趣味・嗜好というのが見えてきます。


初めて音楽に触れたのは、小学生の頃に習っていたエレクトーン。

(嫌でしょうがなかったですが・・)

その頃から考えると、もう30年以上音楽というものを聞き、演奏もしてきました。

時代毎に好きな音楽ジャンルの違いはありますが、いま思い返すと、


・リズム感

・タイム感

・グルーヴ

・メロディ


この4つ が一体となって表現されているものが好きです。

どれも1つでは成り立たないので、当たり前といえば当たり前なんですが、

より高い次元で再現・表現されることで、ノリを生み出し、

聞く人に高揚感を与え、「この曲カッコいい!」みたいな感情が生まれます。


なんのこっちゃ、と思われる方もいるかと思いますので、簡単に説明を。


・リズム感

 電車の走る音を表現する際の「ガタンゴトン・・」や、

 心臓の鼓動「ドクンドクン」といった周期性のある音のパターンです。

 そのパターンが安定して感じることができる、または、そのパターンを

 聞き取り、表現できる感覚のことです。

・タイム感

 先程のリズムを一定の長さの中で、正確にズレなく表現する感覚です。

・グルーヴ

 リズムの刻みをわざとズラしたり、強弱をつけたりすることで

 全体を通して聞いた時に生まれる「うねり」みたいなものです。

 「ノリ」ともいいますが、カラダがそのうねりにあわせて自然に動く感覚のことです。

・メロディ

 リズムに従って流れる、音のつながりです。


あくまで僕の個人的な見解ですので、やさしく見ていただけると幸いです。

音楽を構成するものはもちろんこれだけではないですが、

この4要素が高いレベルで融合し、前面に押し出されている音楽に魅力を感じます。


で、我がTHE SYAMISENISTとNovemですが、

この4要素の表現力が非常に高いと思います。

ここを意識して彼らの曲を聞くのも面白いと思いますので、

次回ブログで、そういう観点から彼らを紹介してみようと思います。


ちなみに、日本が世界に誇るミュージシャン、YMOが、

このリズム感やタイム感の研究と実験を繰り返し、

「グルーヴとはなんなのか」追求していたというエピソードがあるくらい、

音楽・曲というものに深く起因するものみたいです。

YMOというと、小学生の頃のエレクトーン練習曲が「ライディーン」。

全然うまく弾けなくて、先生にめちゃめちゃ怒られてた記憶があります笑。


イワイ





 


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