噛みしめる、音楽
アメリカに“ボン・イヴェール”というバンドがいます。
一般的にフォークロックというジャンルで語られることの多いバンドですが、
そのジャンルの概念には収まらない、素晴らしいバンドです。
数年前に知り、最初はそうでもなかったものが、
聞いていくうちにどんどんハマってしまい、
そして去年発売されたアルバムで完全にやられました。
Bon Iver【22, A Million】
グラミー賞もとっていたので、ご存知の方もおられると思いますが、
70年代のロックを思わせるような懐かしいの感じのするボーカル・メロディ、
シンセサイザーやサンプラー?使った現代音楽のような実験的なアレンジ、
ドラムとベースのグルーヴ、ドラマティックな曲の展開、
様々な要素が混在してるのに、曲としての世界観が綺麗にまとまって、
グっと引き込まれます。
一回聞くだけでは、なかなかその良さがわからなかったんですが、
聞くたびに、「あれ、こんな曲やったけ?」と
どんどん良くなっていく不思議な音楽です。
そんなボン・イヴェールのライブの様子はこちら。
CDと全く変わらないクオリティ。最高です。
こういう魂の震えるような音楽との出会いと、
何度もその良さを噛み締められるような場所創りを、
TRANSISTでも演出していきたいなと思います。
その為には、もっとアーティストのことや、その音源を
より気軽に聴けるような仕組みが必要なのではと思う今日この頃です。
この辺の話を深掘りしていくと、
著作権や音楽コンテンツの根本に関わってくる話なので、
また改めて書きますが、
THE SYAMISEISITもNovemもTRANSISTも、
もっとたくさんの方に知っていただけるように、
そして、TRANSISTが新しい音楽との出会いの場になるような
仕組み作りに取り掛かっていきたいと思います。
イワイ
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